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CabaretM1

官能小説家、深志美由紀の日記

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ヴィヨンの妻

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ヴィヨンの妻について散々悪態をつく日記を書いたけど間違って消してしまったわ!残念だ!


太宰治は素晴らしいし正直大好きですが、読んでてほんとに腹が立ちます。

なんでってそれは私が、残される女だからだ。

私は生命力が強くて現実的で前向きな、頑丈で感性の鈍い女なの。
ナイーブさも儚さも持ち合わせていない、彼らにとっては醜悪で残酷な人間に違いないんだもん。

リアルな話、以前夫が浮気したときなんか、正しい人にはわかんないよ!とか拗ねられたので死ねと思ったぜ。

あー分からんね!
私は「かなしくて美しい」恋に死んだりはしないのだ。


人を傷つけるときにはお前なんかどうでも良いと無神経に笑うのが礼儀ってもんでしょう。
自分ばっかり傷ついたみたいな顔をして、泣きながら人を刺したらいけません。

っていうのが、太宰治を読んでると湧き上がる怒りなんだけど、そんなことまでしっかり彼は分かってるくせにそれでも美人と死ぬんだからたちが悪いよなあ。

なのでヴィヨンの妻(正しくはこのばあい、「おさん」でしたが)はきらいです。



そしてそれでもやっぱりちょっと、一緒に死ねる最後の恋人が羨ましい。
(でも私は醜く鈍感に生きるのだ)

| もばいる | 23:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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