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CabaretM1

官能小説家、深志美由紀の日記

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団鬼六・悦楽王―『花と蛇』の作家―





昨日はうかみ綾乃さんと一緒にお芝居を観てきました。

月蝕歌劇団「団鬼六・悦楽王―『花と蛇』の作家―」千秋楽。


「花と蛇」「真剣師 小池重明」などで知られる
団鬼六とは何者だったのか?
SMの帝王とも、谷崎の再来ともいわれた文豪の謎とは?




ということで、これは団鬼六賞受賞者として観にいかなくちゃでしょ!
というわけでうかみさんをお誘いし、ザムザ阿佐ヶ谷へ。


いや~~、面白かった!
相変わらず素晴らしい「異空間」。月蝕歌劇団さんのお芝居は踊りアリ歌アリで、光と影を駆使した演出が素晴らしく、まるで夢を観ているよう。

物語と現実、ヴァーチャルとリアルの混ざり合う究極の不条理と混沌、といった風情のシナリオなのですが、初演よりも若干分かりやすくなっているかな?という印象でますます面白かったです!



OPで「団先生とデュエット」された団鬼六夫人黒岩安紀子さんの口上と歌声も素晴らしく、物語にぐっと花を添えていました。
団先生の羽織に向かって「あなた」と語りかける姿は切なくも可愛らしく、そして堂々としていて、貫禄と美を感じました。



私は最近、今回団先生役をされた佐倉萌さんとSNSなどで交流させていただいているのですが、佐倉さんの団さんが今回も素晴らしかった。
(いや、それぞれの年代の団先生役の三名の役者さんみなさん素晴らしかったですが)
優しく、温かく、激流の人生を送ってきた団先生ならではの達観と威厳、優しさが体から滲み出ていらっしゃいました。


「団鬼六」と聞くと一般に想像されるどんな恐ろしい人なのだろうという印象とはまったく違った、繊細で優しく、器の広いユニークなお人柄の偲ばれる素敵なお芝居でした。




「一期は夢よ、ただ狂え」―――。

私も先生のお陰で団鬼六賞優秀賞という光栄を得ました。
夢と狂って、どんちゃか騒ぎの人生を過ごしたいものです。






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