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CabaretM1

官能小説家、深志美由紀の日記

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ダメでもスキ1

さて、今週から、深志美由紀がスポーツニッポンにて連載中のダメ男遍歴エッセイ「ダメでもスキ」の再録を始めたいと思います。

ろくでもないダメ男好きのダメ男愛を笑っていただければ本望!
裏話などもふまえつつ、なるべく毎週(アテにならない)更新したいと思いますので、お付き合いよろしくお願いしますー!


記念すべき第一回は自己紹介&この夏に離婚した元夫との始まり話。
最初の頃はまだちょっとかっこつけて書いてるな、というかんじがしますね。お恥ずかしい。



「ダメでもスキ1」

ダメな男には色気がある。
これは、私がいろいろなダメ男に引っ掛かって得た実感である。
普通に考えたら、交際するにも結婚するにも、誠実な男のほうが良いに決まっている。それなのになぜ女たちは、男から見ても眉を顰めたくなるようなロクデナシに騙されるのか? 清く正しい男より不誠実な男のほうが良い思いをしているように見えるのはなぜか。
そう、私は自他共に認めるダメ男好き。現在の夫とは二度目の結婚。一人目の夫との玉の輿婚を蹴ってまで再婚したこの夫が、それはもう働かないわ浮気者だわのどうしようもない男だったのである。
思えばプロポーズの瞬間から酷かった。あれは確か都内の某インターネットカフェで、私たちは交際し始めて二週間めの不倫カップルだった。ホテルで休むお金のない彼はネカフェで人妻の私にフェラチオをさせながら、適当な調子で「なー、もう帰るのやめろよ」と言った。
何の覚悟も、ひとかけらの責任もない一言である。
しかし私は、なぜだかそこに痺れてしまった。その冗談のような一言を真に受け、私はネカフェの個室のゴミ箱に結婚指輪を捨てた。

| ダメでもスキ | 13:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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