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官能小説家、深志美由紀の日記

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ダメでもスキ5,6

今週も説明回が入ってるので二本立てで。

スポーツニッポンアダルト面にて毎週水曜日連載中の「ダメでもスキ」の再録です!



「ダメでもスキ5」

十六歳の時に初めて付き合った恋人は二年先輩のオタク男子だった。今から約二十年前に自力でPCを組み立て、パソコン通信を利用し、当時約三十万円のプリンターを持っていた筋金入りだ。
彼は風が吹いたら吹き飛びそうに華奢な男の子だった。今でいう中二病を患っていて、デートに喪服を着てエアガンを携帯するような困ったちゃんだったがしかし、オチ×チンだけは抜群に大きい。過去ベストスリーに入る巨根の持ち主だ。
経験上、筋骨逞しいマッチョ男性よりも細身男性の方が巨根が多いように思う。おそらく男根の根本に肉がついていないせいではないかと思うのだが、一見逞しさとは程遠いひ弱な男の子を一皮剥くとそこには目を瞠るほどご立派な持ち物が……ということがよくあり、私がオタク好きなのには正直言ってそういう理由があることもいなめない。
しかも現代社会では彼らの持つ知識と技術は社会的な成功に欠かせない。スティーブ・ジョブズが学生に向けたスピーチで「オタクの同級生には親切にしろ、君たちの上司になるのだから」と言ったというが納得だ。
そんなわけで、私はオタク男子をイチオシしたいのである。



「ダメでもスキ6」

オタク男性が大好きでいろいろな分野のオタクと交際してきた私であるが、いささか問題もあった。
ひとつは、彼らのファッションセンスが一種独特過ぎること。
別に、私は彼氏の服装がダサいからと言って並んで歩くのが嫌だなどとは言わない。自分もそうお洒落な方ではないし、人様の格好に文句を付けるような筋合いはない。
しかし、ある男性が外出のたびに軍服を着て来るのだけは少々参った。
彼は歴史や軍隊が好きなオタクでその知識量は相当なものだった。酔って電話を掛けて来て、ナントカ戦争について一時間以上語られたこともある。
そして毎週日曜日、彼は中古の外国の軍服を着込んで現れるのだった。きちんと専門店で買った本物だ。
「ここに穴が開いてるでしょ」と彼は言った。「これは銃弾のあと」。
ちなみに別れたのは軍オタが原因ではなく、彼が並外れた浮気者だったからである。とにかく非常に性欲の強い男性だった。
彼の家にはあらゆる変態的なエロ漫画が山のように詰まれており、私は自分では買えないそれを読みふけった。思えば、あれが官能作家になった理由のひとつだったかもしれない。

| ダメでもスキ | 21:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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